海外現地採用時に活かす現地の物価水準比較|外国人雇用のための外国人求人マスター

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現地の物価比較

各国の主要都市の物価を紹介します。
ここでは外食料金の目安となる指標として使われるマクドナルドのビックマックの価格と、家賃の目安として都会の1LDK相当の1ヶ月賃料、交通費の目安としてタクシーの初乗り料金と、市内を走るバスの運賃を比較しました。(料金は2021年3月の情報・為替で計算したものです)
賃料や交通費には幅がありますので、あくまで一例として参考にしてください。

ビッグマック 単身用アパート
1ヶ月賃料
タクシー
初乗り運賃
バス運賃
日本・東京 398円 17万円 410円 218円
韓国・ソウル 410円 18万円 624円 115円
中国・上海 339円 8万8千円 235円 30円
フィリピン・セブ 314円 6万円 135円 15円
バングラデシュ・ダッカ (なし) 1万8千円 129円 26円
台湾・台北 267円 7万円 1177円 42円
タイ・バンコク 446円 5万円 120円 23円
インドネシア・ジャカルタ 258円 16万円 129円 27円
ベトナム・ホーチミン 312円 5万円 50円 24円
インド・ムンバイ 277円 2万円 60円
アメリカ・ニューヨーク 625円 20万円 274円 301円
イギリス・ロンドン 468円 13万円 363円 218円

韓国・ソウルは、日本ではショッピングが安くできるというイメージもありますが、近年は物価が高騰しています。住宅費の中で特徴的なのが、賃貸物件を借りる際にまとまった保証金が必要という点です。保証金を高額積めば、家賃を安くしてもらえるケースもあります。保証金は退去時に返金されます。

中国・上海は多くの国と同様、ローカル系と外資系とで売られている物の価格が大きく変わります。生鮮品は、ローカルのスーパーマーケットでは量り売りで、外資系では日本と同じようにパックされて価格や日付が表示されます。衛生面などを考えると後者の方が安心ですが、価格は割高です。上海は交通費がとても安く、地下鉄やバス、タクシーに加え、自転車のシェアも非常に安く利用できます。

フィリピンでの家賃は非常に幅が広く、安いのは2万円から、高いものは9万円台まであります。セブでは日本から見ると非常に家賃が安いですが、首都のマニラになると高額で、東京とあまり大差ないくらいの賃料になります。

バングラデシュはアジアで最も貧しい国と言われており、生活費も、ローカルの暮らしと同じレベルであれば非常に安く抑えられます。シェアハウスで良いというのであれば数千円の家賃となり、食費も子供のいる家庭でさえ1万円を切ることも可能です。

台湾での食事というと屋台を思い浮かべますが、普通にバランスよく食べようとすると格安というほどではなく、定食で数百円から千円台かかります。電気代は毎日エアコンをつけたとして単身世帯であれば3000円台、路線バスは便利で安く42円から乗れます。

タイ・バンコクでは屋台料理が普及していて、単身者は屋台で済ませることも多いため、キッチンが備わっていないアパートもあるそうです。家賃は地域によって大きく異なり、海外からの駐在員や富裕層向けの物件とローカルの人が住む物件では10倍くらいの価格差があります。

インドネシアは快適な住居で暮らしても、ローカルの店を使うなど生活を心がければ、月10万円くらいで生活ができます。自炊の食材を調達する場合、一番安く購入できるのがローカル向けの市場、次がスーパーマーケット、一番高いのが外国人向けスーパーとなり、加工肉や乳製品は日本で買うよりも2倍くらいの高価な値付けとなります。

ベトナムは日本人から見ると、交通費や食費など、非常に生活費が安いです。メイドを雇うことも月額数千円で可能なため、外国からの駐在員などは、メイドに家事手伝いをしてもらうことも多いようです。

インドは貧富の差が大きく、モノの価格もお店の違いで何倍も違ってきます。同じエリアにあるレストランでも、ローカルの人向けの食堂なら200円程度で定食を食べられるのに、きちんとしたレストランであれば軽食でも1000円近くします。飲み物も屋台とカフェでは10倍以上の価格差があります。

ロンドンは基本的に物価が高く、外食はどんなに安くでも1500円はかかります。生活するのであれば、スーパーマーケットで食材を買えば、東京と同じくらいの価格で調達できます。スーパーマーケットには色々と種類があり、価格も異なります。