外国人留学生採用のチェックポイント|外国人雇用のための外国人求人マスター

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外国人採用のチェックポイント

外国人材を採用・雇用するには、関連する法令・ルールの順守だけでなく、受入体制などの面で気を付けるべき点が出てきます。チェックしてみましょう。

1.外国人労働者雇用労務責任者

これは10人以上の外国人を雇用する場合が対象ではありますが、外国人を雇用する事業所の責任窓口として任命します。関係機関との連絡の際に名前を使いますので、人事担当の管理職などが望ましいでしょう。

2.雇用契約

こちらでも説明していますが、外国人材を雇用する場合にも日本人と同様に雇用契約を結びますが、相手が理解しやすいものになっている必要があります。
相手のレベルに合わせて、平易な日本語または外国人の母国語に翻訳するなど準備しておきましょう。雇用の条件など必要な内容が織り込まれているかも確認してください。

3.ビザの確認

こちらでも説明していますが、業種により対応するビザは異なります。該当する仕事が認められている就労ビザを持っているかは必ず確認します。また期限が切れていないかも確認します。

4.労働時間(アルバイトの場合)

留学生などのアルバイト・パートの場合、1週間に28時間を超えて働くことはできません。ただし夏休みなどの長期休みの場合は上限が拡大されます。いずれにしても、指定された時間を超えてしまった場合は違法となり、在留資格の更新が認められないなど問題が出ますので注意します。

5.職務分掌・業務手順書

仕事の内容にもよりますが、日本はどちらかというと仕事を教わりながら徐々に覚えていくことが多いですが、外国の場合、その人の業務範囲が何で、その手順をまとめた資料が明文化(マニュアル化)されていることが普通です。
本当は手順までマニュアル化されていることが望ましいですが、せめて「私の仕事は何ですか」と尋ねられた時に「これです」と差し出せるくらいに担当業務を明文化しておきましょう。これも必要に応じて平易な日本語で準備できると理想的です。

6.保険等の手続き・在留期間の管理

6カ月以上日本で働く人は原則として、日本人と同じく健康保険や年金保険に加入する必要があります。外国人だからと忘れずに手続きを行いましょう。
またビザの期限が切れることのないようにします。雇用契約の際に、在留資格の更新を会社と本人とどちらが行うかを明確にしておきましょう。