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外国人が日本で自動車を運転するには

日本で自動車を運転するには運転免許が必要です。これまで運転をしたことがない場合は、日本で運転免許を取る必要があります。母国で運転していた人の場合は、その免許をもとにすれば少し簡単に資格を取ることができます。 パターン別にみていきましょう。

1.日本で運転免許を取る

この場合は初めて車に乗る日本人と同じステップを踏みます。方法は2つあり、自動車教習所に通って免許を取るか、運転免許試験場で学科と実技の試験を受けて合格するか、のいずれかになります。 自動車教習所はお金がかかりますが、交通ルールから運転技術まで、必要な技能と知識をすべて教えてもらえるため、日本人の場合でも圧倒的に前者が一般的です。交通ルールが異なる異国で運転することを考えれば、やはり教習所に通うのが良いでしょう。また合宿形式(宿泊と食事が含まれる)で短期間で取得できるプログラムもあります。 なお日本語に自信がない場合、慣れない運転や交通ルールを習うことは容易ではないかもしれません。参考までに外国語に対応している教習所を集めたウェブサイトをご紹介します。これらの教習所では、当該外国語で試験が受けられる試験場の紹介なども行ってくれます。

2.外国の免許をもとに運転する

外国の免許は原則としてそのままでは日本で認められません。国際免許を取得するか、または台湾、ドイツ、ベルギー、フランス、スイス、エストニア、モナコの免許は日本語訳を添付すればそのまま利用できます。 (台湾の事例。警察庁ホームページより)

※国際免許証や外国の免許は「日本に上陸した日から1年間又は当該免許証の有効期間のいずれか短い期間」しか有効ではないので注意しましょう。

外国の免許を持っている人が日本の免許を取得する場合、一部の試験を免除することが可能です。各都道府県の運転免許センターに申請し、その内容に基づき確認手続きが行われ、運転に支障がないと認められれば、免許試験の一部(学科試験、技能試験)が免除されます。なおこの場合、母国で免許を取得した後、その国に3カ月以上留まっている必要があり、それをパスポートで証明する必要があります。